ワキガ手術では、交感神経の切除は行われません。多汗症で汗を止めるため交感神経を削除することはあります。交感神経を取ってしまうと、他の部位から汗が出るようになり、ワキガのにおいになることがあります。

代償発汗とは

ワキガ代償発汗

多汗症治療のために、汗が多く出る部位の交感神経を切除して汗を止めるため、他の部位に多くの汗をかくことを言います。ワキガ手術は交感神経を削除する手術ではありません。

ワキガ特有の臭いの元になるアポクリン汗腺を取る手術なので、多汗症治療のための神経を取ることはなく、代償発汗とはちがう意味になります。

では、ワキガ手術後、脇は臭わなくなっても他の部分、背中、陰部や足がワキガ臭くなってきたという人がいます。脇の代わりに他の部位から汗が出て、ワキガ臭いになったということになります。

人間の汗は、必ずでるもので、どこか止めてしまえば汗腺は体中に張り巡らされていて、そちらか出ていきます。脇からの臭いがなくなっても、他の部分から臭ってくるのが代償発汗です。

アポクリン汗腺も脇だけにある訳ではないので、結局臭いはワキガと同じ匂いになります。

代償発汗の悩み

ワキガ手術をして、代償発汗になる人も多いようです。多汗症ですね。脇の汗が止まった分、身体中から汗が出て、背中や手が汗でびっしょりになって、人前に出られないという人もいます。ワキガの手術は、アポクリン汗腺を取って臭いを消すのですが、その際他の汗腺も取ってしまうので、その他の部位に大量に流れていくようです。

交感神経の手術をした場合は、その部位例えば手の手術をすると、神経を切除するので汗は出ません。しかしその他の部位の遮断されていない神経は、発汗命令が出たままになって、代償した分以上に汗が出てしまいます。止められた汗の分が代償発汗として出るのではなく、交感神経の不適切な切除によって、病的に汗が出てしまいます。

そのため、ワキガ手術をして代償発汗になった場合は、ワキガの臭いが耳、胸、デリケートゾーンがきつい臭いになって、帰って悩みが多くなる場合があるのです。

ワキガの手術は、気軽にはしないようにすることですね。脇の臭いが消えても、他の部分からの臭いが、かえってきつくなったという人が多くいます。また代償性発汗になって、足の裏がびしょびしょで、靴を脱ぐこともできない、股間に臭いが集中して、人前には出られないなど、多くの問題が寄せられています。全部が失敗ということではありませんが、少しでもリスクがあるなら、よく考えることが大切です。